この記事では、透析の基礎知識として「運動と体力づくり」を整理します。体験談の部分は、後から本人の言葉で書き加えていきます。
運動が大切とされる理由
透析患者は、治療に要する安静時間の長さなどから、筋力や体力が落ちやすい傾向があります。筋力が落ちると、疲れやすさ、転倒のリスク、生活の質の低下につながります。
適度な運動は、筋力の維持だけでなく、血圧や血糖の安定、気分の改善、睡眠の質の向上にも良い影響があると言われています。近年は「透析患者こそ運動を」という考え方が広がっています。
透析中にベッド上でできる運動(足の運動など)を取り入れている施設もあります。自分に合った形を相談しながら見つけることが大切です。
無理のない始め方
始め方は、短い散歩や軽いストレッチなど、今の体力でできる範囲からが基本です。「少し物足りない」くらいで止めることが、続けるコツになります。
運動の可否や強さは、心臓の状態などによって異なります。始める前に主治医へ相談し、許可の範囲を確認してください。透析の日と休みの日で、体調に合わせた調整も必要です。
シャントの腕に負担のかかる運動(重いダンベルなど)は避けます。運動中の水分補給も、決められた範囲を守ることが大切です。
続けるための工夫
運動は、特別な時間を作るより、生活の中に組み込む方が続きやすくなります。買い物を歩いて行く、エレベーターより階段を使うといった積み重ねも運動です。
記録をつけると変化が見えて励みになります。家族や仲間と一緒に行うことも、継続の助けになります。
体調の悪い日は休む勇気も大切です。「休む日があっても、やめなければ続いている」と考えるくらいが、長く付き合うコツだと思います。
※この記事は、筆者の体験と一般的な基礎知識をもとにまとめています。治療や数値の判断については、必ず主治医とご相談ください。
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